高校生の頃、課外活動で出会った人

彼女との出会いは今から10年以上前になります。
当時高校生だった私は生徒会役員をしていました。
友人が生徒会に入っていたのもあり、生徒会室に遊びに行っていたところ、いつの間にか役員名簿に名前が載っていたのが始まりです。
役員になって1年が経ち、他校と役員同士の顔合わせがあり、参加した時の事です。
キャンプ場で、グリーンオリエンテーションを各校メンバー混合の班で行った際、班員になった女性がいました。
女性がいるということで、あまり足場の悪い所は迂回していましたが、彼女は「他班に負けちゃう!」と張り切り、木の根が縦横無尽に這う道も構わず歩いていく姿に、今まで女性との出会いがなかった私は思わず驚いたものの、それならばと遠慮なく林道を歩き回りました。
その成果もあり、6班あった中で優勝し、他班からの賞賛を貰った時の彼女の笑顔は当時異性との出会いがロクになかった私の記憶に強く残っています。
その後のBBQでは、互いの動き回った経路や転んで作った傷などの話に花を咲かせ、和気藹々としていた時でした。
彼女が不意に私の隣に座り、楽しいね、と顔をほころばせたのです。
先述の通り、異性への免疫がほぼなかった私はこの出会いは大事にせねば!と舞い上がってしまい、食材をひっくり返したり転んだりと醜態を晒してしまった事はしまっておきたい過去です。
そんな楽しい時間はあっという間に過ぎ、宵の口に差し掛かった頃、解散の時間となり、自班と彼女の妹と連絡先を交換し、来年もまた一緒に楽しもうと約束をしました。
結局その後2年間はお互い毎年顔合わせに出席し、毎回大笑いをしながら楽しいひと時を過ごしていました。
私から告白し、お付き合いもしましたが、遠距離の壁は高く、気がつけば気持ちが離れてしまい、お互い別の道を歩み始めました。
ただ、彼女と出会い、笑いあえた時間は確かにあり、私の記憶の中でゆっくりと色あせていく、心地よい思い出です。

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