高校時代の何となく切ない出会い体験 

高校生のとき、全国の文科系の高校生が集い日ごろの成果を発表するというイベントがありました。
僕は美術部で油絵を描いて展示していたのですが、やはり全国から作品が集まるだけあってレベルは高く、競争心が湧くというよりも感心するばかりだったのですが、様々な作品の中で、ちょっと毛並みの違う作品というか、自分や友人の写真をコラージュした作品と出会いました。
特に1人の女子高性の写真がたくさん使われており、この子が作者なのかな~、と考えていたら、「それ私だよ!」と本人が声をかけてきたのです。
突然の出会いに驚いたのですが、率直な感想としてはかわいい撮り方を知っている子だな~、というものでした。
もちろんそんなことは口にせず、作品の素晴らしさを褒めてあげました。
するととても喜んでいたのですが、まあ笑顔はかわいいなと思いました。
その後大会が終わるまではいろいろと話をしたのですが、もちろん大会が終わるとそれぞれの地元に帰っていくことになり、連絡先も聞きませんでしたからその後会ったりすることもありませんでした。
さすがにこれを出会いのきっかけとするテクニックは当時の僕にはありませんでした。
数か月後僕は受験するために某所の美術大学へ出向いたのですが、何とその子が会場にいて、再び出会いとなりました。
見知らぬ土地と受験というプレッシャーからかなり不安になっていたのですが、リラックスすることができたのを覚えています。
試験が終わったら少し会わないかと誘ったら承諾してくれ、ファミレスでたくさん話をし、非常に楽しく時間を過ごせました。
電車もあったので帰ることを告げると、何となく寂しかったのですがまた会えるだろうと思い、連絡先は交換しませんでした。
その後僕は合格したのですが彼女は不合格だったようです。
もしあの時連絡先を交換していたらどのような出会いになったのかな、と今でもたまに思い出すことがあります。

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